ムートンクリーニング【ビフォー&アフター】 Part.22 ムートンラグ(一匹物)クリーニング
2019/05/14
こんにちは。
梅雨真っただ中ですっきりしない天気と蒸し暑さが続きます。
朝は晴れてたのに昼から雨空、気温も上がったり下がったりという日の繰り返しで、靴や服装などに一層気を使う季節と同時に衣替えを意識しなければなりません。
そしてこの時期だからこそ、衣替えの一つとしてご自宅にあるムートンをクリーニングに出して一冬の汚れを綺麗に落としてぴかぴかにさせたいところですね。
今回は1匹物ラグのクリーニングビフォーアフターをご紹介いたします。
【クリーニング前】
ダークブラウンの長毛ラグ。ポーランド製という事か、国内でよく見る毛長より若干長い毛長タイプのようです。
退きの写真からもわかりますが、ラグ全体にわたって毛の表面がかなり荒れています。
毛が長いせいもあって、毛と毛が縮れあい絡まりあってくるくると渦を巻いてる箇所が沢山あります。
そしてムースで固めたように毛が束になって固まっていて、かなりの重苦しい雰囲気に。
このように毛が固まってしまうとごわごわ感が目立ち、せっかくのムートン特有の柔らかな風合や感触が失わてしまいます。また、至る箇所で小さいなゴミや埃の付着も著しいです。多少のゴミの付着ならご家庭で掃除する事も可能ですが、広範囲にわたって汚れているとなかなか骨の折れる作業となります。
しかし、こういった全体に埃やゴミが付着していても、毛のメンテナンス同様当店のクリーニングで丁寧に落としていますのでご安心ください。
それではクリーニング後の写真と比べてみましょう。
【クリーニング後】
とても美しい状態に戻りました!
もともとかなりの毛長タイプなので、毛先などまるでパーマーにストレートをかけたような雰囲気です。
毛長で量も多いのでゴージャスな雰囲気になっていますね。
またクリーニング前についていたゴミや埃も綺麗に取れていて清潔さが感じられます。
綺麗に伸びた毛並みがとても美しく、しばらくの間飾って眺めていたいほどでした。
もともとかなり毛のボリュームがあるラグなので、綺麗になった毛に手で触れてみるととってもふかふかです。
クリーニング前のごわごわがしっかりと解消されていて、まさに「ムートン」といった感触に。
手がしっかりと毛並みに沈み込んで、中の方まで毛が解れているのがよくわかりました。
こちらはクリーニング前とクリーニング後の比較図になります。
汚れやゴミはもちろんですが、やはり毛並みがまったく違っている事に注目してしまいます。
クリーニング前はくるくるだったのに比べて、クリーニング後はストレートの毛並みに戻っていて本当に同じラグなのかと疑っちゃうほどですね(笑)。
沢山使用して汚れたムートンであってもクリーニングにかければこのように美しい見た目を甦らせる事が出来るのです。
一冬の間使用したムートンはもちろん、長年使い続けてすっかり毛がへたってしまったムートンも、この時期に一度クリーニングにかけてみてはいかがでしょうか。
元も戻るか不安…という方にはメールでのご相談なども随時受付ておりますのでぜひご連絡くださいませ。
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